凸版印刷と東京大学は、
テレプレゼンスロボットのDOUBLEを使用して
遠隔コミュニケーションの共同研究を行いました。

IoTならぬ「IoA(Internet of Abilities)」の研究で、
テレプレゼンスロボットの持つ能力を
ネットワークを介して人間が利用する。
=「能力のネットワーク」化です。

自分の存在感を遠隔に送るロボット、
分身ロボット、
という言葉で捉えていましたが、
「能力のネットワーク」
初耳でした。。

ロボットによる能力拡張ですね。

凸版印刷と東京大学の研究では、
遠隔地のDOUBLEの顔に360度カメラを装着。
DOUBLEが捉えた映像を
ドーム型スクリーンに投影させ、
ドームに入った参加者は遠隔地にいるかのような
体験を得ることができる。
というもの。

360度カメラにより、
通常のテレプレゼンスロボットよりも
視覚的に臨場感をアップさせています。

テレプレゼンスロボットの能力というと
遠隔地に自分を視覚・聴覚を存在させることです。

この内、視覚は一番重要な能力、
それを360度に拡張させている。
テレプレゼンスロボットのさらなる可能性を
見ることができました。

http://kubi-robot.com