クビ(KUBI)ニュース:学校にて

これは、以前ご紹介した『RoboHead』ですね。
メーカーの『RevolveRobotics』のステッカーが貼られていますね。

ここはアメリカのテキサス州リャノ公立学区(ISD)です。
この地区は広大な農村が広がるテキサスと言う土地柄、
物理的に授業を受けることが出来ない生徒が存在していました。

このような生徒や病気やけが、その他の特別な理由で
長期間欠席している学生に教育を提供できるように、
リャノISDは3年前から解決に向けて動き出しました。

そこでリャノISDの技術担当のジム・ビーズリーが、
テレペレゼンスロボットの『kubi』に目をつけました。
ビーズリー氏は言っています。
「kubiは設定いらず、プラグを差して、電源を入れるだけ。」

この使いやすいが魅力のようです。
現場の人間が使いやすいことが1番大事ですからね。

ビーズリー氏の目標は、
リャノISDに4つあるキャンパスすべてに
『kubi』システムを導入することです。

『kubi』システムを導入することで、
学生にまんべんなく教育を提供できるとともに、
遠方にいる教員や専門家を呼ぶことも出来ると期待しています。

今まで3Dプリンターやレーザーカッターのような
機器を使用する際、わざわざ遠くから技師を呼んでいました。
今後は『kubi』を介して、技師が作業をしている学生に
遠隔から指導をする、ということも可能になると
ビーズリー氏は考えています。
 クビ(KUBI)ニュース:学校にて
この仕組みが一般化すれば、
移動時間がかからず、低コストで
著名な専門家や学者を招くことも出来ますね。