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KDDI総研の小林雅一氏の
『AIの現状と展望』についてのセミナーに
参加してきました。

意外にもショックだったのが、
コミュニケーションロボットで注目の
『JIBO』→

この動画の未来は現状ではほど遠い。
ということです。

この動画を観て、もうすぐ
ここまでの対応力のあるロボットができるのかと!
とワクワクしていたのですが。

GPU導入によって活性化した
ディープラーニング(Deep Learning)型AIは、
画像認識や音声認識の分野では成果があがっているようですが
適切な会話や性格な翻訳など言語能力は
まだまだとのことです。

でも、Siriの言語能力は凄いじゃないか、
と思ったのですが、
Siriに活用されているAIは
ディープラーニング型ではなく、
統計・確率型とのこと。

蓄積された会話データの中から
引き出した定型文を出力しています。

しかし、この統計・確率型には危うさが。
例えば自動運転では、
AIによって統計・確率的に計算を繰り返し行うことで
ここに障害物があり、だからそっちは安全と
より正確に把握しています。

しかし、現実世界では確率的には絶対あり得ないだろ!?
ということが起きてしまう。
5月に起きたテスラ車の事故も
あり得ないことが
実際に起こってしまった事による事故で、

人間と同じ認識構造を導入しない限り、
自動運転の実用化はまだまだ?

ということでディープラーニングにより
システムに磨きをかけていくことが不可欠。

まだまだ分からないことだらけですが、
今後の応用が楽しみです。

http://kubi-robot.com