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表題は『“Robots for All” シリコンバレーからiREX へ』、
アメリカのシリコンバレー、東海岸在住の
テレプレゼンスロボット実践者や専門家が、
壇上に置かれたテレプレゼンスロボットで
プレゼンテーションを行いました。
内容は、テレプレゼンスロボットがどのようの
介護に利用できるか。

司会者は、シリコンバレー在住の
ジャーナリストの滝口さんです。
滝口さんはアメリカのロボット情報サイト
『robonews.net』の管理人もされています。

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走行可能な3台のテレプレゼンスロボット
『QB』、『Double』、『Beam+』で登場したのは、

『QB』に入ったマイケル・クラークさん、
彼はカーネギーメロン大の講師で、
テレプレゼンスロボットを利用し講義を行っています。
この日はバカンス先より登場してくれました。

『Double』のカヴィータ・クリシュナスワミーさん、
彼女はメリーランド大学の博士課程に在籍で、
障害を持っているためテレプレゼンスロボットで
大学に通っています。
彼女はこのロボットにより人生がとても
前向きなものに変化したそうです。

『Beam+』のヘンリー・エヴァンズさんは、
40歳で全身麻痺になってしまい、
現在視線トラッカーでの入力によって
会話やロボットの操縦を行っています。
彼は、テレプレゼンスロボットやドローンを利用して、
美術館に行くことも、韓国旅行をすることも出来たと語っていました。
『VRヘッドセット』でドローンを操縦し、
庭の様子を見ているVTRが流れていました。

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kubiで登場したのは、
身障者向け技術や介護ロボットに詳しい
お二方です。

ホアロハ・ロボティクス社の
タンディー・トラウワーさんは、
日本と同様にアメリカでも加速している
『高齢化』に向けて、
テレプレゼンスロボットは
より身近なものになければならないと語りました。

2020年には介護ロボット需要は、
現在の4倍に上がり
より一般消費者にとって”個人的に利用でき”
”お求めやすく”、”ストレスなく使用でき”、
”様々な場面での順応性の高い”
ロボットが求められると語りました。

テレプレゼンスロボットと立ち話をという
未来もそう遠くないように思えます。

http://kubi-robot.com